衆院選・兵庫9区出口調査分析 維新の8割超、西村氏が得票

2021/11/02 05:30

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 衆院選投開票日の31日に神戸新聞社が兵庫9区で実施した出口調査(有効回答者数385人)で、西村康稔氏が自公支持層にとどまらず、候補者を擁立しなかった維新や無党派層、さらには野党共闘した立憲民主の支持層からも多くの支持を集めていたことが分かった。 関連ニュース 丹波市長選、出口調査で浮かんだ現職の強みとは 1~3位わずか1ポイント差の激戦制す 10~50代の投票先、斎藤氏が最多 70代以上は稲村氏<兵庫県知事選 出口調査> 投票で重視したこと「政策や公約」が最多 「文書問題」は4番目<兵庫県知事選 出口調査>

 回答者の支持政党は、自民36・4%▽維新16・6%▽公明7・8%▽立憲民主6・8%▽共産3・9%-など。支持政党なしの無党派層は24・7%に上った。
 このうち西村氏は維新支持層の84・4%、無党派層の65・3%からも支持を集め、結果的に14万を超える票を得た。また、立民支持層の53・8%も支持に回り、野党共闘候補の共産新人、福原由加利氏の46・2%を上回った。
 さらに、投票で重視した施策としては経済再生が35・3%で最多。医療・介護などの社会保障13・8%、新型コロナウイルス対策が12・7%と続いた。(松本寿美子)

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