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「忠臣蔵・武士編」の稽古風景=明石市相生町2
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「忠臣蔵・武士編」の稽古風景=明石市相生町2
朗読劇「忠臣蔵」の稽古場で演出指導する角石美香さん=明石市相生町2
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朗読劇「忠臣蔵」の稽古場で演出指導する角石美香さん=明石市相生町2

 本紙夕刊の連載「本屋の日記」の執筆陣の1人で、ジュンク堂書店明石店副店長の角石美香さん(58)が、もうひとつの顔の舞台演出家として手掛ける朗読劇「忠臣蔵・武士編/OL編」が18、19日、兵庫県明石市相生町2、町劇Akashiで上演される。赤穂義士が討ち入りに合意するまでの過程をコミカルに描く作品。角石さんは「やる気がなく、格好良くない忠臣蔵に『あるある』なリアリティーを感じてもらいたい」と意気込む。(松本寿美子)

 町劇Akashiに拠点を置く「劇団ソラシード」が主催し、団員ら7人が出演する。

 演出を担当する角石さんは、神戸市垂水区出身。高校で演劇部に入り、大学、社会人でも役者や演出家として活動した。プロの道も考えたが「商業演劇ではなく、自分が本当に好きな舞台を創りたい」と決心。書店員として働く傍ら、神戸・水道筋の小劇場「イカロスの森」を中心にフリーの演出家ミナトノヨーコとして演劇に携わってきた。

 角石さんは、新型コロナウイルスの感染が拡大しつつあった昨年3月の異動で、同書店姫路店から明石店へ。偶然来店した劇団ソラシード代表の女優はせなかりえさんと意気投合。今回初めてとなる同劇団の演出を手掛けるに至ったという。「満足に書店も開けられず鬱々(うつうつ)していた。互いに顔を見て思いがあふれて…。コロナがなければなかった縁かも」と振り返る。

 新型コロナの影響でソラシードの活動も休止状態が続いており、本公演は昨年2月以来、約1年10カ月ぶり。はせなかさんは「飛沫(ひまつ)防止を考え、役者の動きが少ない朗読劇からの再開。角石さんの力を得て、面白く深いものになるはず」と語る。

 「忠臣蔵」は平田オリザさんの作品で「武士編」「OL編」がある。両編とも出演者は7人で約1時間公演。武士編では、突然にもたらされた主君の事件の報に義士たちはおろおろ。のんきで滑稽な議論が交わされていく。OL編では、舞台を現代の会社食堂に移し、そこで繰り広げられる女性らの会話劇で展開する。

 「サラリーマン的な武士たちと、マウントを取り合う女子たちの人間関係のリアリティーを大事にしたい」と角石さん。「平田さんの舞台では見られないようなサプライズのラストも用意している」とにんまり。

 両日とも「OL編」は午後2時、「武士編」は同5時開演。完全予約制(申し込みはhttps://ws.formzu.net/dist/S13992846/)。各回先着25人。前売り1500円(学生千円)。両編通しは2500円(同1500円)。明石文化国際創生財団TEL078・918・5085

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