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本番に向けて稽古をする都留綾乃さん(右)と鴨志田彩羽さん=神戸市西区春日台6
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本番に向けて稽古をする都留綾乃さん(右)と鴨志田彩羽さん=神戸市西区春日台6

 滝川第二中学校・高校(神戸市西区)の演劇部が22日、兵庫県明石市立市民会館(同市中崎1)で3年ぶりに一般客向けの学外公演を開く。明石や三木をイメージした街を舞台に、新型コロナウイルス禍を織り交ぜたこの10年間を描くオリジナル作。部員への取材を基に、顧問の教諭が脚本を練り上げた人情劇だ。(松本寿美子)

 演劇部は1997年に創設。これまでに高校部員が2006、13、19年の3回、近畿ブロック代表として全国大会に出場した実績を誇る。現在は高校生13人、中学生約20人が在籍する。

 上演作品「ツルばあちゃんと私」は東日本大震災が起きた11~21年を描く。祖母ツルの応援を受け、全国制覇を目指しダンスに打ち込む中学生のイロハ。ある日、ツルも一念発起し、のど自慢大会に出ることに。祖母の姿にイロハは…。

 顧問の井口守教諭(42)は、イロハ役の高校2年鴨志田彩羽(いろは)さん(17)=明石市=への取材を基に、自身の体験や他の部員のエピソードも交えて執筆。実際にダンスで全国大会に出場した経験がある鴨志田さんは、実体験と重なる主人公に「最初は恥ずかしかったけど、演技とダンスという自分の両方の魅力を見せられる」と意気込む。

 ツルには、部長の同2年都留(つる)綾乃さん(17)=同市=が初の老け役に挑む。11月の神戸市高校演劇研究会で最優秀演技賞を受けた演技力がひときわ目を引く。劇中ではテネシーワルツを歌うといい「江利チエミさんの動画を参考に練習した。ツルは歌詞に自分の人生を重ねて歌うんです」。

 コロナ禍で練習に集まれない時期もあったが、台本の読み合わせにオンラインを駆使するなどして準備してきた。本番に向け、都留さんは「イロハにとってのツルばあちゃんのように、見る人が大切な人を重ね、心にささるものがあれば」。鴨志田さんは「コロナでつらい思いをしてる人に明日も頑張ろうと思ってもらえたらうれしい」と話す。

 午後6時開演。来場者なら誰でも無料で鑑賞できる。同校TEL078・961・2381

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