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防災戦隊ニッコージャー(日工提供)
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防災戦隊ニッコージャー(日工提供)
軽量シャベル(日工提供)
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軽量シャベル(日工提供)
簡易設置型の太陽光発電装置(日工提供)
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簡易設置型の太陽光発電装置(日工提供)
日工が寄付した「もしもてぬぐい」=明石市役所
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日工が寄付した「もしもてぬぐい」=明石市役所

 アスファルトプラント製造の日工(兵庫県明石市大久保町江井島)は、グループ各社が展開する多彩な防災製品を一体的にPRするため、戦隊もののキャラクターをつくった。名付けて「防災戦隊ニッコージャー」。災害と闘ってまちを守る-との設定のキャラクターたちに、防災製品を送り出す日工グループの思いを重ね合わせた。(長尾亮太)

 同社によると、主力製品のアスファルトプラントは、道路舗装などで使われるアスファルト合材の生産設備。国内シェアは7割を超す。併せて会社のさらなる成長に向け、すでに持つ強みや技術を他分野へ応用しようと模索してきたという。

 災害に関しては、顧客へ納めたプラントが台風で浸水した場合などに、社員が現地へ赴いて復旧に当たることが、これまで同社にとって主な対応だった。

 近年はそれにとどまらず、災害時の作業負担が減るよう、子どもや女性、高齢者が扱いやすい「軽量シャベル」を開発。ちなみにシャベルは1919年の設立時から扱ってきた製品だ。また、災害時に生コンクリートを現地で造ることができる「移動式コンクリートプラント」も生み出した。

 一方で、災害時に生かすことのできる既存製品もあった。土木工事現場で使われる「アルミ製仮設足場」は、津波や洪水の発生時に高台へ避難する仮設階段になる。浸水を防ぐことができる「防水板」も、かねてより販売。停電状態の非常時に使用できる「簡易設置型の太陽光発電装置」も扱ってきた。

 ただ、各製品は日工本体や子会社がそれぞれ扱ってきたため、同じグループの商品として認知されてこなかった。防災製品として同じ販売先も想定されることから、グループ一丸でPRしていくため、「防災戦隊-」の登場となった。

 キャラクターは、日工本体を指すリーダーの「ニッコーレッド」をはじめ、各子会社を表すブルー、ピンク、イエロー、グリーンの5人をそろえた。顔には、シャベルの商標として100年来使っているトンボの図柄をあしらった。

 同社の担当者は「当社のシャベルは、1923年の関東大震災や38年の阪神大水害の復旧でも使われた。防災製品のラインアップを認知してもらうと同時に、製品の種類をさらに増やしていきたい」と話している。

■戦隊イラスト入り災害時用手ぬぐい 市内の全小学1年生に寄贈

 日工は、災害時に役立つ「もしもてぬぐい」を、明石市内のすべての小学1年生約2800人に寄贈した。包帯やマスクの代わりとして使えるだけでなく、「防災戦隊ニッコージャー」のイラストを見ながら、災害時に取るべき行動などを楽しく学べる。

 災害への備えを学びながら同社の製品について知ってもらうためのウェブサイト「防災教室」を、昨年9月に立ち上げた。宣伝用のノベルティーとして配布すると同時に、防災グッズとして活用してもらおうと手ぬぐいを作った。

 イラストではニッコージャーが、地震時に机の下に潜ったり、火災時に体を低くしてハンカチで口と鼻を押さえたりする動作について手ほどき。地震や津波、洪水などのときの避難場所について書き込む欄を設け、万が一に備えてもらえるように工夫した。

 藤井博専務は「明石に根差す企業として地域に貢献したい」として、来年以降も小学1年生を対象に手ぬぐいを寄付する意向を示している。(長尾亮太)

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