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双眼鏡やチェックシートを持って野鳥の生息調査をするメンバーたち=県立明石公園
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双眼鏡やチェックシートを持って野鳥の生息調査をするメンバーたち=県立明石公園

 兵庫県立明石公園の樹木伐採事業による野鳥への影響を明らかにしようと、日本野鳥の会ひょうご(神戸市中央区)が調査を始めた。1年間かけて、生息する種類や数を2週間ごとに記録し、樹木伐採前のデータと比較する。(松本寿美子)

 県は明石城跡の石垣保全と景観向上のため、2018年度から約1700本の樹木を伐採。市民グループが「切りすぎ」と訴え、4日に県知事が視察し、伐採計画の中断を表明した。

 同会は県から委託され、1984年に初めて同園内の野鳥生息調査を実施し、県が冊子「明石公園の野鳥」にまとめた。その後、94年と2005年にも会として独自に調査した。

 初回調査には9人が参加した。過去3回と同様に、同じコースを同じペースで歩いた。2チームに分かれ、午前8時半から1時間半かけ約2キロずつ、双眼鏡で見える約50メートルの範囲内で、さえずりなどを聞き分けながら記録。「数が少ないね」「木がなくなったから樹林性鳥類がいないよね」などとつぶやきながら、ヒヨドリやキジバト、ツバメなど計32種類を確認した。

 1回目の調査から参加している同会研究グループ担当幹事の奥野俊博さん(80)は「まず伐採前の05年と今回の位置情報を比較し、木がなくなったエリアで、個体数が多い鳥の順位に変化があるかなどを確認したい。生態系への影響も調べたい」と話している。

 同公園では植物の研究者らも調査を計画している。

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