住民票や所得証明書、10月からコンビニ交付 高齢者らの世帯には持参も 明石市

2022/04/07 05:30

明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市は10月から、住民票など各種証明書の交付を全国のコンビニエンスストアで始める。市役所などの窓口に足を運ぶことなく、休日や閉庁時間にも取得できるように。手数料は1通100円と、窓口(300円)の3分の1になる。 関連ニュース 丹波国際映画祭 グランプリに、手話を守る闘い描いた「ヒゲの校長」 谷監督、当事者起用し表現追求 小中一貫校は吉川高跡に 三木市教委が方針、兵庫県に申し入れへ ルワンダ出身、内戦経験の永遠瑠マリールイズさん「教育は平和と発展の鍵」 明石高で人権学習会

 住民票のほか、印鑑登録証明書と所得証明書も取得できる。戸籍証明書については「さまざまな手続きで添付が不要になるなど、発行件数減少が見込まれる」として、状況を見ながら導入するかどうかを決める。
 国が委託する地方公共団体情報システム機構と契約するとともに、市側の証明発行システムを改修する。市民はマイナンバーカードを使い、コンビニのマルチコピー機から取得できるようになる。年末年始を除く毎日午前6時半~午後11時に利用できる。
 市は同時に、窓口やコンビニに行けない高齢者や障害者の世帯へ、市職員が各種証明書を持って行くサービスも始める。サービスコーナーの営業日が減る明舞と江井島、高丘の3地区で、先行実施する。(長尾亮太)

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