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焼玉エンジンの前で参加者に説明する金井清さん=明石発動機工作所
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焼玉エンジンの前で参加者に説明する金井清さん=明石発動機工作所

 昭和後期までよく使われた発動機「焼玉(やきだま)エンジン」を紹介する催しが、兵庫県明石市港町7の明石発動機工作所であった。地元の愛好家らによって起動され、郷愁を誘う独特のエンジン音が鳴り響いた。明石市立文化博物館(同市上ノ丸2)で開催中の企画展「明石の木造船」の関連ツアーの一環。

 焼玉エンジンは、鋼鉄製の燃焼室に重油を噴射して起こる爆発のエネルギーを利用する仕組みで、明石では明治38年から昭和40年代前半まで製造された。いわゆる「ポンポン船」の動力としても使われていた。

 20人が参加したツアーでは明石発動機工作所の4代目、金井清さん(71)が案内役となり、「一帯は焼玉エンジンの工場集積地だった」と説明した。

 その後、金井さんが昨夏、三重県の鳥羽商船高等専門学校から譲り受けた1945年製、15馬力の焼玉エンジンを披露。運転を始めると「ポッポッポッポッ」と音を立て煙が噴き上がる様子に「懐かしい」と声が上がった。この音を求め、昨年末には公開予定の映画のため、東京からスタッフが録音に訪れたという。

 さらに、愛媛県・宇和島から運ばれてきた62年製の焼玉エンジンも披露された。金井さんは「マニアの世界を取り上げてもらい、うれしい。焼玉を明石の産業遺産として伝えるため、これから息長くイベントを開いていきたい」と話している。(松本寿美子)

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