「唇が紫、呼吸困難」119番を 発熱の場合、対処法は コロナ第7波猛威、患者95%が自宅療養 明石

2022/08/25 05:30

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 新型コロナウイルスの「第7波」が猛威を振るい、8月は兵庫県明石市内の自宅療養者が3千人前後で推移している。市人口の1%近くを占めており、発熱外来に電話がつながりにくい状況も多発する。熱が出た場合はどうすれば良いのか、市感染対策局や市消防局に聞いた。(有冨晴貴) 関連ニュース 【図】自主療養中でも医療機関の受診が必要な症状 夏休み明けの感染増加懸念 「第7波」傾向や医療体制は 丹波健康福祉事務所所長に聞く 市に5千万円寄付した夫妻のその後の「快諾」 余剰金を子育て支援に「おやつでも買ってくれたらええ」

 市感染対策局によると、発熱などがあった場合、まずはかかりつけ医で受診するのが原則という。かかりつけ医がいない場合や、かかりつけ医療機関で受診できないときは、県のホームページで公表されている「発熱等診療・検査医療機関」で受診できる。
 また、重症化のリスクが低い人は、県の「自主療養制度」を利用して検査することもできる。申請すると、抗原検査キットを無料で自宅に郵送。その後自宅療養となる。
 医療機関を受診した場合でも、自宅療養となるケースが多い。現在市が把握している感染者のうち、約95%が自宅療養をしている。
 自宅療養中に症状が悪化した場合は、改めて医療機関を受診する。唇が紫になる、座らないと息ができないなど、重い症状が出た場合は救急車を呼ぶことも選択肢となる。
 一方、同市の7月の救急出動件数は過去最多を更新。出動ごとに防護服の装着もするため、負担が増しているという。
 判断の参考になるのが、消防庁のスマートフォンアプリ「Q助」。「呼吸があるか」などの緊急度の高い質問から順に表示され、回答を進めると「今すぐ救急車を呼びましょう」「できるだけ早めに受診しましょう」などと表示される。
 市消防局担当者は「症状が出ても、落ち着いてどう対処するか検討してほしい」と話している。
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