(右から)西宮市貝類館の渡部哲也学芸員と、レースを寄贈する伊東優里さん、妹の容子さん=西宮市西宮浜4
(右から)西宮市貝類館の渡部哲也学芸員と、レースを寄贈する伊東優里さん、妹の容子さん=西宮市西宮浜4

 日本の貝類学研究の第一人者、黒田徳米(1886~1987年)の功績を伝える西宮市貝類館(同市西宮浜4)に、徳米の妻、喜賜(きし)が編んだレースが寄贈された。明石市西明石町5の伊東優里さん(75)宅に保管されていた3点で、ドイツ伝統の棒針で編まれた「クンストレース」という。(松本寿美子)