淡路

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初の全国大会「JOCジュニアオリンピックカップ」に出場する玉井ひかるさん(右)と岩井凌央斗君=淡路市立津名温水プール
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初の全国大会「JOCジュニアオリンピックカップ」に出場する玉井ひかるさん(右)と岩井凌央斗君=淡路市立津名温水プール
平泳ぎの2種目に出場する玉井ひかるさん=淡路市立津名温水プール
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平泳ぎの2種目に出場する玉井ひかるさん=淡路市立津名温水プール
200メートル個人メドレーに出場する岩井凌央斗君=淡路市立津名温水プール
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200メートル個人メドレーに出場する岩井凌央斗君=淡路市立津名温水プール

 「第39回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳大会」(27~30日・東京辰巳国際水泳場)に、兵庫県の淡路市立津名温水プールを拠点とする「NSI津名スイミングスクール」の2選手が出場する。青雲中学校1年の玉井ひかるさん(12)と洲本第一小学校4年の岩井凌央斗(りょうと)君(10)。初の全国大会に挑む2人は「自己ベストを更新する泳ぎで、決勝進出を狙う」と厳しい練習に励む。(内田世紀)

 2015年度から同プールの管理運営を行う同スクール初の全国大会出場選手。2人は週に6日、1日約6キロを泳ぐトレーニングに取り組む。

 玉井さんは、50メートルと100メートルの平泳ぎ(11、12歳の部)にエントリー。小学1年で水泳を始め、6年の秋から同スクールの選手コースで学ぶ。中浦聖和(まさかず)コーチが「長い手足でしっかりと水をつかむ」と評する泳ぎを武器に急成長し、2月の県予選などで参加標準記録をクリアした。

 「本番に強い」と自信をのぞかせる玉井さんは「スタートから飛ばしていき、最後までスピードを維持したい」とイメージを描く。

 「練習するほどタイムが上がるのが楽しい」と話す岩井君は、4歳から同プールに通う。「4種目の全部が得意」と胸を張り、200メートル個人メドレー(10歳以下の部)に出場する。「いざという時に力を発揮する勝負強さがある」と中浦コーチも太鼓判。岩井君は「テンポ良くかっこいい泳ぎで決勝に残り、一つでも上位を目指す」と活躍を誓う。

【取材後記】

 未来の五輪選手候補生に選ばれた玉井ひかるさんと岩井凌央斗君。生き生きと泳ぐ2人を撮影していて、手に残る懐かしい感触がよみがえった。

 腕が躍動するクロールやバタフライに比べ、平泳ぎは絵にならない。唯一のチャンスは、頭が浮上し、拝むように合わせた両手が水面にのぞく瞬間-。記憶をひもときながらカメラを抱えてプールサイドを行き来した。

 「懐かしい」とは13年前、ギリシャ・アテネ五輪の競泳会場。僚紙デイリースポーツの写真記者だった私は、平泳ぎで二つの金メダルを獲得した北島康介選手にレンズを向けていた。夢中でシャッターを切った興奮は「超気持ちいい」の名ゼリフと共に、忘れ得ぬ人生の糧となった。

 先日、淡路に異動してきたばかりの同僚記者から「華やかなスポーツの世界を捨て、なぜ地方を選んだのか」と問われた。「島でゆっくり子育てがしたかった」と本心で答えたが、2人を取材し改めて実感した。

 地域報道に派手さはないかもしれないが、今の私にはどんなスター選手より、島の子どもたちの方が輝いて見えるから。

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