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境内で花開いた優美な姿のハナショウブ=洲本市五色町鳥飼中、極楽寺
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境内で花開いた優美な姿のハナショウブ=洲本市五色町鳥飼中、極楽寺

 気品漂う優美な姿が印象的なハナショウブの展示が27日、兵庫県洲本市五色町鳥飼中の極楽寺で始まる。花を愛した三木眞全前住職が亡くなった2014年以降中断していたが、4年ぶりに開催。妻の啓子さんは「ハナショウブを待ち望む声が多かったが、ようやく飾ることができる」とほっとした表情を見せる。(内田世紀)

 1990年ごろ、知人から譲り受けた10株ほどのハナショウブが美しく咲いたことを喜んだ三木前住職は、株分けや新たな品種を入手するなどして約150種3千鉢を栽培。初夏に境内で展示すると、「ハナショウブの寺」として人気を集めた。

 前住職が66歳で亡くなった後は啓子さんが栽培を引き継いだが、うまく育てることができなかった。「お父さん(前住職)の大変さがよく分かった。普通に咲くと思っていたが、ハナショウブの鉢植えは簡単ではなかった」。啓子さんは花のイベントを続けようと毎年春、クリスマスローズを境内に飾った。

 今回のハナショウブ展示は、三木夫妻と親交のある淡路市の女性が協力。「貴重な品種を絶やさないように」と、同寺から株を譲り受け自宅近くで露地栽培していた花を提供した。境内には、白に紫の縁取りが入った「弁財天」、グレーがかったピンクの「駒止桜」など約30鉢が並ぶ。前住職が丹精したアジサイなども彩りを添える。

 啓子さんは「また皆さんに見てもらうことができ、お父さんもきっと喜んでいる。多くの人に助けてもらったおかげ」と感謝する。

 展示は6月10日ごろまで。5月27、28日は花の販売やフリーマーケット、抹茶の接待(有料)などがある。極楽寺TEL0799・34・0417

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