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「漫画の神様」だった父について語る手塚眞さん=淡路市夢舞台
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「漫画の神様」だった父について語る手塚眞さん=淡路市夢舞台

 日本を代表する巨匠漫画家手塚治虫さんの長男で、映画監督やイベント演出など映像全般に関わる「ヴィジュアリスト」として活躍し、兵庫県宝塚市立手塚治虫記念館名誉館長も務める手塚眞さんが1日、淡路市の淡路夢舞台国際会議場で父の名作「火の鳥」をテーマに講演した。(佐藤健介)

 淡路島くにうみ協会が主催する市民講座「淡路島くにうみ講座」の一環。県立淡路島公園(同市)に15日、アニメのテーマパーク「ニジゲンノモリ」がオープン予定で、「火の鳥」を題材にした同パークのプロジェクションマッピング「ナイトウォーク火の鳥」を監修した眞さんを招いた。

 講座では、地域住民ら約200人に、不死鳥・火の鳥が見守る太古からの地球を表現した各編の内容を概説。「国生み神話」をモチーフにするなど淡路島との関係性、世界の火の鳥伝説や史実を組み入れる世界観が興味を引いた。

 環境破壊で地下都市に生き延びた人間がコンピューターに管理される「未来編」など、ロボットをめぐるいびつな未来社会を描いたストーリーも紹介。「AI(人工知能)が人間の労働力の代わりになるとの議論がされる今、読むと恐ろしい。先見の明がある“予言者”だ」と評価。「その哲学や思想から突きつけられる問題提起や、生き方を読み取ってほしい」と語った。

 「人間の美しさ、醜さ、欲望、エゴを、愛情を持って描き切った作品。手塚治虫自身が火の鳥だったのではないか」と解釈した。

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