淡路

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荒浜悦子さん(中央)の短歌を池田安澄さん(左)がしたため、小林一光さんが墨彩画で色付けた=洲本市本町6
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荒浜悦子さん(中央)の短歌を池田安澄さん(左)がしたため、小林一光さんが墨彩画で色付けた=洲本市本町6

 短歌と書、墨彩画が融合した作品展が、兵庫県洲本市本町6の「ファッション&ギャラリー マルハ」で開かれている。淡路歌人クラブ顧問の荒浜悦子さん(85)=洲本市中川原町厚浜=が詠んだ作品を前衛書家池田安澄さん(64)=三木市緑が丘町東1=がしたため、墨彩画家小林一光さん(74)=洲本市千草乙=が色付け。優しくも凛とした雰囲気をまとう約30点が、荒浜さんの半生を伝える。23日まで。

 荒浜さんは13歳で短歌と出合い、以来一日一首を目標に創作を続ける。洲本八狸音頭や旧中川原中学校歌の作詞を手掛けたことでも知られ、現在は公民館の短歌教室などで指導。小林さん主催の竹林コンサートに足を運んだ縁で、舞台用の題字を担当した池田さんと3人で初の作品展開催を決めた。

 「わたしは昭和のひとけたに 生まれた淡路の島そだち 機銃掃射に身を伏せて 敗戦の日は十五歳」-。店内の一番目立つ場所に飾られた詩は「今では八十路の曲り角 挫けずいじけず爽やかに うたごえ広場でうたいます 明るく歌って生きてゆく」と締めくくられ、荒浜さんの力強く前向きな生きざまがにじむ。

 「ばあちゃんは 君らの海の港だよ 嵐にあえば 休みにおいで」と7人の孫を思う作品も。池田さんのぬくもりあふれる筆致や、小林さんが描いた草花の淡い色合いが情感を醸す。

 荒浜さんは「人生の喜怒哀楽を短歌に込めてきた。優しい字や絵とのコラボレーションを楽しんで」と話す。

 入場無料。午前10時~午後6時。5日と木曜は休み。マルハTEL0799・24・4108

(長江優咲)

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