淡路

  • 印刷
力感、妙技、地域の絆-。見る人の心をとらえたつかいだんじり=洲本市五色町都志万歳、長林寺
拡大
力感、妙技、地域の絆-。見る人の心をとらえたつかいだんじり=洲本市五色町都志万歳、長林寺

 人をだんじりに乗せたまま縦横に激しく回転させる「つかいだんじり」が9日夜、兵庫県洲本市五色町都志万歳の長林寺で奉納された。地域住民らが呼吸を合わせ、力と技を集める“絆の結晶”が観衆らを魅了した。

 同寺本尊の縁日を彩る伝統行事で毎年7月に挙行。霊場の札所となった文明年間(15世紀後半)に当時の住職が故郷の東北から奇祭を採り入れたのが由来で、1991年には市の無形民俗文化財に指定された。

 太鼓をたたく「乗り子」2人が乗り込んだだんじりを、約20人の屈強な担ぎ手たちが、空中で水車のように回したり、上下を逆さまにしたり。曲芸のような動きを次々と繰り出した。

 奉納は20分ほど続いた。その間、一度も落とさない。汗だくで歯を食いしばりつつ、重さに耐える。乗り子は恐怖をおくびにも出さず、音とリズムを乱すことはない。境内はどよめきと歓声と拍手に包まれた。

 祭礼の実行委員会事務局長を務めた土井郁弥さん(34)は「最高の出来栄え。心を一つにすることができた」と笑顔。「これだけの“芸”をするだんじりは他にない。途切れさせず、若い人に引き継ぎたい」と語った。(佐藤健介)

淡路の最新
もっと見る

天気(7月24日)

  • 32℃
  • 28℃
  • 40%

  • 33℃
  • 26℃
  • 40%

  • 33℃
  • 27℃
  • 20%

  • 34℃
  • 26℃
  • 40%

お知らせ