淡路

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ムジナモの花=淡路景観園芸学校
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ムジナモの花=淡路景観園芸学校
ツクシのようにすっくと伸びたタシロラン=淡路景観園芸学校
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ツクシのようにすっくと伸びたタシロラン=淡路景観園芸学校

 淡路景観園芸学校(兵庫県淡路市野島常盤)が、花を付けたモウセンゴケ科の水生食虫植物「ムジナモ」とラン科の菌寄生植物「タシロラン」を公開している。それぞれ、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種、準絶滅危惧種に分類されている貴重な品種で、同校は「関心のある多くの人に見てもらいたい」としている。(西井由比子)

 ムジナモはムジナ(アナグマ)の尾のような形状が特徴で、根を持たず水中を浮遊。かつては世界各地の池や沼に生息していたが、近代化に伴う環境変化から激減した。国内の野生下ではほぼ絶滅状態で、同校の城山豊教授(61)によると「花を付けるのは極めて珍しい」という。

 城山教授は京都府内の池で採取したムジナモを10年ほど前から栽培しているが、花を付けたのは去年のこの時期が初。浮葉性植物のアサザとともに水に浮かべたところ、1カ月にわたり、直径5ミリ程度の小さな薄緑色の花を付けた。

 花は一つのムジナモに一つ、昼ごろに咲いて1~2時間程度でしぼみ、後日また別の花を咲かせるという。今年は6月29日に開花を確認。現在、事務棟1階で公開している。

 通常、水中のプランクトンを食べ成長しているが、2枚貝のような小さな葉を広げてオタマジャクシを捕食する様子の撮影に成功。写真公開アプリ「インスタグラム」の同校の公式アカウントで公開している。

 また、すっくと伸びた姿がツクシのようなタシロランを初公開。落ち葉の多い山中などで自生し「梅雨どきに突如として現れる」と澤田佳宏准教授(48)。5年前に敷地内の樹林で自生しているのを初めて確認して以来、ほぼ毎年確認できるようになったという。1本に米粒大の小さな花をたくさん付けるが、元気な姿を見せるのは10日間程度という。同校TEL0799・82・3131(平日午前9時~午後5時)

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