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夏の日差しの下、潮風を受けて揺れるハマボウ=成ケ島
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夏の日差しの下、潮風を受けて揺れるハマボウ=成ケ島

 希少植物のハマボウが、兵庫県洲本市由良沖の無人島・成ケ島で咲き始めた。日一日と暑さが厳しさを増す浜辺で、淡い黄色の花が涼しげに揺れる。

 ハマボウはアオイ科の落葉低木で、関東以西に分布する。内湾や河口の塩性湿地に生育し、枝はよく分かれてうっそうと茂る。

 県版レッドデータブックでは絶滅の危機にひんしているAランク。成ケ島は県内最大の群生地で、家島諸島でも見られる。

 住民グループ「成ケ島を美しくする会」によると、今年は例年よりやや遅く咲き始め、今が見頃。朝に咲いて夕方にはしぼむ一日花だが、今月いっぱいは次々と咲き、楽しめそうという。

 同会の花野晃一会長(74)は「成ケ島はまちの近くにありながら無人で、ハマボウが奇跡的に残った。耐えて生きてきた姿を見て、環境を考える機会にしてほしい」と話した。

 ハマボウの開花に合わせた「ハマボウ祭り」が16日午前9時~午後3時、成ケ島で開かれる。「成ケ島を美しくする会」の主催で29回目。

 音楽や阿波踊りのライブのほか、浜辺の清掃活動、自然観察会、炊き出しなどがある。島に売店はなく、同会は飲食物は各自で持参するよう呼び掛けている。

 参加費と渡船代は無料。ゲストハウス花野TEL0799・65・0807▽洲本市由良支所TEL0799・27・1221

(渡辺裕司)

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