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原木を使ってシイタケを栽培する水田進さん=洲本市千草戊、あわじ花山水
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原木を使ってシイタケを栽培する水田進さん=洲本市千草戊、あわじ花山水

 原木栽培によるシイタケの摘み取り体験が、兵庫県洲本市千草戊の観光農園「あわじ花山水」で始まった。自然に近い味が人気だが、原木の入手が困難になり、今年で最後となる見通し。園主の水田進さん(68)は「こだわりの栽培法による大自然の味を楽しんでほしい」と話す。(渡辺裕司)

 水田さんは人口減少が進む地元集落ににぎわいを取り戻そうと15年前、会社員を早期退職し、実家の農地約5千平方メートルで造園に着手した。四季を通じて楽しめるよう、敷地内に桜や紅葉などを植えた。6月に見ごろを迎える「アジサイ園」には多くの人が訪れる。

 シイタケの栽培は会社員時代から始め、今年で41年目。1メートルのコナラやクヌギにドリルで穴をあけ、菌を種付け。1年から1年半かけて木全体に菌が広がり、秋に生える。おがくずを使う主流の菌床栽培よりも肉厚で歯応えがよく、香りも濃いという。その違いを感じてもらおうと、2010年に観光客向けの摘み取り体験を始めた。

 炭火焼きでその場で味わうこともでき、神戸や大阪から毎年訪れる根強いファンもいる。しかし、原木入手先の徳島県の伐採業者が高齢化で廃業し、入手のめどが立たなくなった。「リピーターのお客さんもようやくできたのに、悔しい思いがある」と水田さん。今後は規模を縮小して市場向けの出荷を検討するが、「原木が確保できれば摘み取りも再開したい」と話している。

 30日まで(火曜休み)。予約制で、料金は1かご千円(300グラム)、七輪炭火焼きは1人300円。午前10時~午後4時。水田さんTEL0799・22・7300

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