淡路

  • 印刷
追善公演に向け、来場を呼び掛ける淡路人形座の座員ら=淡路人形座
拡大
追善公演に向け、来場を呼び掛ける淡路人形座の座員ら=淡路人形座
鶴澤友路さん
拡大
鶴澤友路さん

 昨年12月に103歳で亡くなった義太夫節三味線の人間国宝鶴澤友路(本名・宮崎君子)さんの追善公演が12月3日、兵庫県南あわじ市福良甲の淡路人形座で開かれる。友路さんが残していった淡路人形浄瑠璃の芸を弟子らが引き継ぎ、さらに次の世代へ伝えていく。天国の友路さんに見守られながら弟子らが舞台に上がる。(高田康夫)

 友路さんは昨年12月13日、南あわじ市の自宅で死去。「芸は持って死なれへん」と千人以上の弟子に指導し、淡路人形浄瑠璃の伝承に尽力してきた。

 「1年間はあっという間。今も稽古を付けてもらっていたことを思い出す」と太夫の竹本友庄さん(54)。小学生のころから福井子供会人形浄瑠璃部で友路さんに学んだ。「迫力があるところを楽しみにしてほしい」と話す。

 鶴澤友勇さん(50)も「師匠が亡くなっても次の世代に受け継いでもらわないといけない。若い世代にも勉強になれば」と意気込む。

 追善公演で演じるのは、友路さんが弟子らに思い入れを持って指導してきた「仮名手本忠臣蔵」。三段目「殿中刃傷の段」は、忠臣蔵でも最も有名な場面の一つ、江戸城松の廊下での刃傷事件が題材で、同人形座が2014年に復活させた演目だ。七段目「祇園一力茶屋の段」は、人形を除き、計6人の語りと三味線による素浄瑠璃で演じる。

 人形遣いの吉田史興さん(46)は「友路師匠の存在が大きかっただけに、師匠ロスで大変な状況の太夫や三味線をサポートしたい。友路師匠が残していった浄瑠璃を“聞きに”来てほしい」と話した。

 追善公演は3日午後1時半開場、同2時開演。大人1500円、中高生1300円、小学生千円(未就学児は入場不可)。全席指定。チケット購入などは同人形座TEL0799・52・0260

淡路の最新
もっと見る

天気(12月18日)

  • 8℃
  • ---℃
  • 10%

  • 7℃
  • ---℃
  • 20%

  • 8℃
  • ---℃
  • 0%

  • 8℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ