淡路

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杉玉「酒林」を掛け替える杜氏の藤澤和隆さん=千年一酒造
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杉玉「酒林」を掛け替える杜氏の藤澤和隆さん=千年一酒造

 新酒の搾り始めを知らせる杉玉「酒林」が1日、兵庫県淡路市久留麻の千年一酒造の玄関先で掛け替えられた。関係者らは青々とした杉玉を見上げ、新酒の季節の到来と「しぼりたて原酒」の発売を祝った。(内田世紀)

 酒林は、女将の武田須也子さんが高校の同窓生と毎年製作。スギの枝を切り針金の芯に刺して、直径約50センチの球形に仕上げた。緑から茶への色の変化が、酒の熟成度を示すとされる。

 新酒の仕込みは気温が下がり始める10月下旬に開始。同社では、近年の温暖な気候に備えタンクのもろみを冷却する装置を導入した。杜氏の藤澤和隆さん(84)は「おかげで酒が穏やかに発酵した。米の出来も良く、まろやかな口当たりに仕上がった」と喜ぶ。酒造りは来年3月まで続く。

 新酒「しぼりたて原酒」は1・8リットル2430円、720ミリリットル1188円(いずれも税込み)など。同酒造や島内の酒店で販売される。

 千年一酒造TEL0799・74・2005

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