淡路

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春陽荘の客殿。室内の明かりが周囲を照らし、昼とは表情が異なる=洲本市宇山2
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春陽荘の客殿。室内の明かりが周囲を照らし、昼とは表情が異なる=洲本市宇山2
角倉正記シェフが監修した「淡路牛フィレステーキ 淡路島産野菜のグリルを添えて」=洲本市宇山2
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角倉正記シェフが監修した「淡路牛フィレステーキ 淡路島産野菜のグリルを添えて」=洲本市宇山2
「クレープシュゼット」の実演調理。フランベした際の炎に歓声が上がった=洲本市宇山2
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「クレープシュゼット」の実演調理。フランベした際の炎に歓声が上がった=洲本市宇山2

 国登録重要文化財の春陽荘(兵庫県洲本市宇山2)を地域の交流拠点として活用する取り組みが進んでいる。淡路島の食材を使ったフランス料理を楽しむイベントをこのほど開催。和と洋の融合を11人が堪能し、島に息づく「食」と「住」の魅力を再発見した。(長江優咲)

 春陽荘は1941年に同市の資産家が建てた和洋8棟から成る邸宅。「地域の宝」が身近にあることを知ってもらおうと、オーナーの高山傑さん(48)が昨年5月から人形浄瑠璃の上演や書き初め大会などの会場として一部を開放する。

 今回のためにコース料理を監修したのは、観光施設「淡路ハイウェイオアシス」(淡路市)内のフランス料理店「ポンテメール」前料理長で、施設を運営する「ユーアールエー」料理部の料理長、角倉正記シェフ(58)。高山さんと旧知の仲で、企画が実現した。

 アワビやウニ、牛ヒレステーキに野菜まで、素材のほとんどが淡路島産。参加者は格式高い和の空間で、島の自然が育んだ絶品の数々に舌鼓を打った。クレープにリキュールを注いで火を付ける「クレープシュゼット」の実演調理も。南あわじ市から訪れた男性(68)は「こんなに美しい建築が島に残っていたとは。特別な雰囲気の中での料理もまた格別です」とご満悦だった。

 「いつもとは違う環境で勉強になった。春陽荘の魅力を伝える一助になれば」と角倉シェフ。高山さんは「文化財は使うことで価値が生きる。ここへ来ることが一つのブランドになるように今後もイベントを企画したい」と話していた。

 原則土日午後0時半~4時には甘味処を営業。建物の保存活用経費を支援する「春陽荘文化財保存会」賛助会員も募集中。春陽荘TEL0799・20・1729。平日は京都事務局TEL075・204・8965

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