淡路

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生育15年で初めて開花した「プヤ・チレンシス」=奇跡の星の植物館
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生育15年で初めて開花した「プヤ・チレンシス」=奇跡の星の植物館
鋭くとがった葉ととげが特徴の大型植物プヤ・チレンシス=奇跡の星の植物館
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鋭くとがった葉ととげが特徴の大型植物プヤ・チレンシス=奇跡の星の植物館

 兵庫県淡路市の県立淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」で、種子から15年間育ててきたチリ原産の大型植物「プヤ・チレンシス」が初めて開花した。生育が難しく幻の植物といわれており、担当者は「非常に珍しい花。ぜひ見にきて」と話している。(赤松沙和)

 プヤ・チレンシスはパイナップル科プヤ属。プヤ属は約170種ほどあり、南米のアンデス山脈などの高地に分布している。鋭くとがった葉ととげを持ち、高い茎の先に多くの花を咲かす。中には百年単位でしか咲かない種類もあるという。

 今回開花したのは、同館で2003年に種を植えたもので高さ5メートルほどに育った株。長さ1メートルほどの葉には、同種独特のかぎ爪状の鋭いとげが目立つ。現地では近づいた羊などが刺さって逃げられなくなることから、別名「羊食い」とも呼ばれているという。

 2月下旬から開花の兆しを見せ、3月28日に最初の花が咲いた。この15年間、同じプヤ属で青い花を咲かす「プヤ・ベルテロニアナ」として育ててきたが、開花した花が黄色だったため「プヤ・チレンシス」と判明したという。

 同館によると、生態の解明が進んでいない植物の一つで、自生しているものを除けばイギリスの王立庭園「ウィズリーガーデン」で13年に開花した記録以外なく、日本での開花は初とみられる。

 見頃は4月半ばごろまで。担当の小松知代さんは「稲穂のように、茎の先に穂状の花をつけるのが特徴。なかなか目にすることがない貴重な花を楽しんで」と話している。

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