淡路

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鳴門オレンジの苗木を植え付ける親子ら=淡路市大谷
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鳴門オレンジの苗木を植え付ける親子ら=淡路市大谷

 淡路島の鳴門オレンジの生産量を増やし復活させようと、兵庫県洲本市の菓子製造販売店が、淡路市の休耕田で栽培を始めた。栽培農家の減少や高齢化が進む中、農家や加工業者らとも連携し、鳴門オレンジのブランド化を目指す。(渡辺裕司)

 鳴門オレンジは淡路島原産で、かんきつ類では珍しい原種とされる。爽やかな酸味と果皮の強い香りが特徴だ。ただ、外国産オレンジの輸入などによって、生産量や栽培面積は年々減少。1949年に200ヘクタールだった栽培面積は、2004年には17ヘクタールになった。吉備国際大(南あわじ市)の調査によると、現在の島内の生産者は十数人とみられ、全体の生産量は分かっていないという。

 今回、栽培を始めるのは洲本市の「長手長栄堂」。自社の菓子にも鳴門オレンジを使用しており、今後の原材料確保に危機感を募らせた。約3千平方メートルの休耕田を借り受け、100本の鳴門オレンジを植える。今後は栽培農家や他の食品加工業者との連携を模索。県北淡路農業改良普及センターから栽培技術の指導を受ける。

 15日には現地の畑で植樹イベントがあり、洲本市内の子どもたちも参加。スコップを手に高さ約1メートルの苗木を植え付けた。

 成長して実を付けるまでに5年、毎年安定して収穫できるようになるには10年ほどかかる見通し。同社の長手康祐社長(56)は「まだまだ先は長いが、歴史ある島の特産を復活させたい」と話していた。

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