淡路

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日本の原風景を再現したミニチュア作品と中谷さん夫妻=県立淡路文化会館
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日本の原風景を再現したミニチュア作品と中谷さん夫妻=県立淡路文化会館
ミニチュア作品とともに紹介される昭和初期の着物=県立淡路文化会館
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ミニチュア作品とともに紹介される昭和初期の着物=県立淡路文化会館

 大正から昭和にかけての里山や街並みを、ミニチュアで再現した作品展が16日、兵庫県淡路市多賀の県立淡路文化会館で始まった。同市尾崎の中谷堯さん(82)と妻の日出子さん(78)が20年以上続ける創作活動。古き良き、日本の原風景がよみがえる約50点を飾る。(内田世紀)

 阪神・淡路大震災で、尾崎の堯さんの実家が全壊。2人は「ミニチュアで家を建て直し、思い出を形に残そう」と作り始めた。完成すると「楽しくて、もうひとつ、またもうひとつ」といつしか没頭。気が付けば「倉庫が一杯で収まりきらない」ほどの作品数となった。島内外で展示会を開くと、手芸ファンらの間で評判に。同館では2年ぶりの開催となる。

 堯さんが角材やベニヤ板で家を作り、日出子さんが人形や家具などの小物を担当。かやぶき屋根はほうき、棚田は緑のタオルを使うなど、身近な物の再利用にアイデアを凝らす。

 会場には、美山かやぶきの里(京都府)や白川郷(岐阜県)をモデルにした情景や、蒸気機関車が走る農村の景色、昭和の街並みを思わせる呉服店や居酒屋などが並ぶ。作品の背景には、同館近くで切り出したササを使い風情を演出。日出子さんの嫁入り道具の、素朴なデザインの着物も展示する。

 2人は「展示する作品数はこれまでで最も多い。家の形や服装などを見て、文化や歴史の移り変わりを懐かしく感じてほしい」と話す。

 29日まで。入場無料。午前9時~午後5時。同館TEL0799・85・1391

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