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マイナンバーカードの普及を進めるため、窓口では「わんりゃい簡単!」とアピール=南あわじ市役所
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マイナンバーカードの普及を進めるため、窓口では「わんりゃい簡単!」とアピール=南あわじ市役所

 マイナンバー制度の個人番号カード(マイナンバーカード)の普及が、兵庫県南あわじ市で進んでいない。総務省が発表するカードの交付率は、3月1日時点で7%と県内41市町で最も低い。必要性を感じていない市民が多いのか、市によるアピールが足りないのか…。低迷の理由ははっきりしないが、同市は最下位を脱しようと、さまざまな機会にアピールし、申請の手伝いサービスも始めた。(高田康夫)

 同市の3月1日時点の交付枚数は3418枚。人口の7%しかなく、全国平均10・7%、県内平均12・3%との差は大きい。洲本市は10・6%、淡路市は9・8%で島内全体で見ても低めの状況。ちなみにトップは芦屋市の17・7%だ。

 南あわじ市によると、2016年2月に交付を始めた当初は申請者も多かったというが、その後は1カ月50~60枚と低調。昨年11月末時点で、福崎町と入れ替わり県内最下位に転落したという。

 県市町振興課によると、カードの取得目的として多いのは、①写真付きの本人確認証明書②住民票など各種証明書のコンビニ交付③確定申告の電子申告-の3つ。

 ①では免許証を返納した高齢者の利用が多いが、市内では公共交通が充実しておらず、車を手放せない人が多いことも考えられる。

 ②のコンビニ交付は、同市では昨年7月に開始。ただ、その後も交付枚数に変化はない。21地区にある市民交流センターで証明書が取得できることも、市民が必要性を感じていない理由かもしれない。

 ③について、大阪国税局によると、16年分の申請で、確定申告をした人のうち、マイナンバーカードか住民基本台帳カードで電子申告をした人は、近畿2府4県で20・6%、淡路島で21・2%と島内の方が多い。ただ、同市に限定すると割合が低い可能性もある。

 低迷の要因ははっきりしないが、同市は今年1月から、無料で顔写真を撮影するなど申請の「お手伝いサービス」を開始。農業の説明会でも幹部職員が「苦戦しております」と訴えるなど、市を挙げたアピールに乗り出している。今後は市内の団体が集まる機会などに出向いて申請してもらうことも検討中という。

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