淡路

  • 印刷
大漁旗を掲げた漁船で、平ばえを回る漁師ら=南あわじ市沼島
拡大
大漁旗を掲げた漁船で、平ばえを回る漁師ら=南あわじ市沼島

 旧暦3月3日の18日、兵庫県南あわじ市の離島・沼島で、今年1年の豊漁と海上安全を祈願する「平ばえ祭り」があった。この日は沼島のすべての漁師が休漁し、大漁旗を掲げた漁船で岩礁「平ばえ」を3周し、祝詞を上げてお神酒をいただく。古事記の国生み神話に由来する伝統の行事を、海の男たちが守り続けている。

 平ばえは沼島の南東部の岸壁から約110メートル離れた沖に位置し、男神のシンボル「上立神岩」と女神のシンボル「下立神岩」の中間にある。イザナギ、イザナミの御殿が海底にあり、その屋根と伝えられてきた。江戸時代には阿波(徳島)や紀州(和歌山)からも船団でお参りに来ていたという。木造船だった戦前までは、岩に上がって神事をしていたという。

 この日は沼島漁協と島内5地区の漁船計6隻が午前9時に出発。それぞれが大漁旗をなびかせて平ばえを3周すると、漁船同士をつなぎ合わせ、船上で神事に臨んだ。

 4月上旬には定置網が引き揚げられないほどタイが捕れたといい、神事の後で浜に上がった漁師らは、魚料理で酒盛りしながら今後の豊漁を願っていた。(高田康夫)

淡路の最新
もっと見る

天気(9月19日)

  • 28℃
  • ---℃
  • 10%

  • 28℃
  • ---℃
  • 0%

  • 30℃
  • ---℃
  • 10%

  • 30℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ