淡路

  • 印刷
防災お菓子ポシェット作りに取り組む子どもら=北淡震災記念公園
拡大
防災お菓子ポシェット作りに取り組む子どもら=北淡震災記念公園
北淡震災記念公園総支配人の米山正幸さん
拡大
北淡震災記念公園総支配人の米山正幸さん

 北淡震災記念公園(兵庫県淡路市小倉)が開園20周年を迎え、5日、同園で記念イベントがあった。多くの家族連れが入園。総支配人の米山正幸さん(52)の話や音楽などを通して、災害への意識を高めた。

 1998年4月2日に開業。阪神・淡路大震災時に地表に現れた「野島断層」や被災家屋を展示するほか、地震の揺れを体感できる装置などを備える。

 記念イベントでは、米山さんが「記憶の風化が懸念される。地域と共に、震災を語り伝えていきたい」とあいさつ。北淡中学吹奏楽部が復興への希望の歌「しあわせ運べるように」を演奏し、淡路高校が同校のオリジナル曲「ここに」を手話を交えて歌うなど、震災を知らない世代の地元中高生が、語り継ぐことの重要性を音楽で訴えた。

 「防災お菓子ポシェット」を作るワークショップもあり、スナック菓子とあめを使ってポシェットを完成させた北淡小5年の男児(10)は「意外と難しかったけど、家でもできそう」と話していた。

 園内では、阪神・淡路大震災と東日本大震災の特別写真展(神戸新聞社など主催)を開催中。6日まで。

■総支配人・米山さん、語り部活動に尽力

 北淡震災記念公園の総支配人・米山正幸さん(52)は、島内で最も被害が大きかった旧北淡町富島で被災。消防団員として住民の救助活動に当たった。「39人が亡くなったが、密なコミュニティーのおかげで生き埋めになった約300人を助けられた」と振り返る。

 2005年秋、語り部に。園児から大人まで、聞く人に合わせた講演を心掛ける。「子どもでも、自分や他人の命を助けることはできる。少しでも防災への意識を持ってもらいたい」

 昨年7月から現職。「入園者数は減少しているが、観光から学習へと、意識が変化してきた」と話す。同園には現在、高校生から80代まで約20人の語り部が在籍。「震災を経験していない世代にも災害の怖さや教訓、備えの大切さを伝えていきたい」と力を込める。(赤松沙和)

淡路の最新
もっと見る

天気(5月22日)

  • 25℃
  • 17℃
  • 20%

  • 29℃
  • 11℃
  • 10%

  • 28℃
  • 16℃
  • 10%

  • 27℃
  • 15℃
  • 10%

お知らせ