淡路

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咸臨丸より新しく、定員数も多いため出張の機会が多い「日本丸」=福良港
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咸臨丸より新しく、定員数も多いため出張の機会が多い「日本丸」=福良港

 福良港を拠点に、鳴門海峡で渦潮クルーズ船を運航している「ジョイポート南淡路」(兵庫県南あわじ市)の遊覧船チャーター受託事業が好調だ。港湾のイベントや、企業の記念事業などで遊覧船が注目されており、関西、四国を中心に船を貸し出す機会が増えているという。

 同社は渦潮クルーズ船として、「咸臨丸」(定員500人)と「日本丸」(同700人)の2隻の遊覧船を保有。それぞれ、幕末期に活躍した蒸気帆船、日本を代表する練習用帆船の模造船で、資料室なども備える。

 船は普段、渦潮観光のために使っているが、渦潮はいつでも見られるわけではないため、福良港に停泊したままの時もある。このためこの10年ほど、大きな渦を期待しにくい「小潮」のタイミングで船を貸し出す事業を強化。17年度は11件、18年度は15件(うち1件は強風によるイベント中止でキャンセル)のチャーター受託が成立する見通しといい、乗船者数は17年度で約5千人、18年度は約1万1千人とはじく。

 利用目的で最も多いのが海上からの花火見学で、県内では神戸港、洲本港に出張。近年は、企業・団体の記念事業などでの利用が増えているといい「船の中という閉鎖空間が確保される上、『チャーターする』という特別感が良いのでは」と同社の鎌田勝義社長。

 チャーターには通常、建造年数が浅く定員数が多い日本丸が対応するが、神戸港開港150年、幕末維新150年イベントでは咸臨丸が出張。歴史ロマンを盛り上げている。

 500人以上が乗れるような規模の遊覧船は国内では限られているといい「船の活用を進め、遊覧船会社で日本一を目指したい」と話している。(西井由比子)

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