淡路

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淡路島から北海道に渡った人たちの子孫を紹介する展示と、説明する三宅玉峰代表(右)=洲本市役所
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淡路島から北海道に渡った人たちの子孫を紹介する展示と、説明する三宅玉峰代表(右)=洲本市役所

 徳島藩からの独立運動をきっかけに淡路島から北海道に移住した人々の子孫を紹介するパネル展「北の零年 147年目の子孫達」が、兵庫県洲本市役所1階ロビーで開かれている。厳寒の地で開拓に身をささげた先人の思いを継承し、地域の発展に力を尽くす人たちの姿を伝えている。(渡辺裕司)

 徳島藩の筆頭家老で淡路島を治めた稲田家は、分藩を願い出たことで本藩の怒りを買い、洲本城下で襲撃事件「庚午事変」が発生、17人が犠牲となった。政府は稲田家の独立を認める一方で北海道開拓を命じ、1871年、家臣ら約550人が北海道へ渡った。その歴史は映画「北の零年」でも描かれた。

 展示会は、地域の歴史を学び伝える住民グループ「益習の集い」が主催した。メンバーが今年3~4月に北海道に赴き、子孫らを訪ねた。

 会場では子孫らを写真入りで紹介。作家の池澤夏樹氏は、母方の祖先が稲田家家臣につながる系譜という。今回、同会メンバーは面談がかなわなかったが、池澤氏の足跡も伝えている。

 ほかにも町会議長やガス会社の経営者、ホテル支配人、GIレース優勝馬を育てた牧場主ら、行政や産業界で活躍する多彩な人たちを紹介。「益習の集い」の三宅玉峰代表(65)は「家臣が北海道に渡った直後の様子は小説や映画で紹介されたが、今の子孫の姿は知られていない。今後も民間レベルの交流を続けたい」と話していた。

 入場無料、20日まで(期間中無休)。午前9時~午後5時(最終日は午後4時ごろまで)。

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