淡路

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操舵室に陣取ったセキレイの巣(右奥)。川上さんは「釣りがしたいので、早く巣立ちを」とメッセージ=江井港
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操舵室に陣取ったセキレイの巣(右奥)。川上さんは「釣りがしたいので、早く巣立ちを」とメッセージ=江井港
口を開けて餌をねだる4羽のひな=江井港
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口を開けて餌をねだる4羽のひな=江井港
餌をくわえ、船の周りで様子をうかがうセキレイの親鳥=江井港
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餌をくわえ、船の周りで様子をうかがうセキレイの親鳥=江井港

 江井港(兵庫県淡路市江井)に係留中の船の操舵室に“神の使い”と呼ばれる鳥セキレイが巣を作り、地元の釣り好きの間で話題となっている。(内田世紀)

 近くの川上昌平さん(73)が所有する長さ約6メートルのプレジャーボート。5月下旬、操船中に巣に気付いたという。「驚いたけど、中に卵が見えたので様子を見ることにした」

 その後、友人と釣りに出た際に1羽のひなを確認。「親鳥が餌を与えられなくてはかわいそう」と、以後は出港を見合わせた。現在は4羽のひながかえり、人が近づくと大きな口を開けて餌をねだる。

 セキレイは、古事記や日本書紀の「国生み」に登場する鳥。イザナギ、イザナミに子づくりを指導したとされ、地元の伊弉諾神宮にも縁がある。人の暮らしの近くに巣を作ることで知られるが、釣り仲間らは「船の中は聞いたことがない」と話しているという。

 川上さんは「タイやアジの季節だが仕方がない。神様の力で釣果が上がればうれしいけど」と笑う。

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