淡路

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小屋につられたタマネギの横で、畑はすでに水田に様変わりしている=南あわじ市賀集地区
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小屋につられたタマネギの横で、畑はすでに水田に様変わりしている=南あわじ市賀集地区

 兵庫県南あわじ市の農業団体などでつくる「南あわじ地域世界・日本農業遺産推進協議会」は、同市内などで昔から営まれてきた「淡路島のたまねぎ農業システム」を「日本農業遺産」に申請した。2016年度にも申請したものの落選。今回は水稲、タマネギ、畜産を組み合わせた循環型農業を強調し、再挑戦する。(高田康夫)

 日本農業遺産の認定制度は、農林水産省が16年度に創設。同協議会は「南あわじ地域における伝統的多毛作体系」として、同じ田畑でタマネギ、水稲、レタスなどの葉物野菜-の3種類を栽培する農業を前面に出して初年度に申請したが、認定の基準に合わず書類審査で落選した。

 今回は、稲刈り後の水田でタマネギを栽培し、土壌改良のために牛ふん堆肥を使う循環型農業を強調。地域独自の水利組合(田主)や青果業者など多様な組織のネットワークが独自の農業システムを構築している点や、島風を乾燥に使うタマネギ小屋などの伝統技術なども盛り込む。

 同市農地整備課は「南あわじ地域として認定を受けることで、ブランド力強化につながり、産地を維持していくことができる」と意義を強調。「今回は認定基準を意識した切り口で申請した。是が非でも認定にこぎ着けたい」とする。

 8月に書類審査があり、現地調査などを経て来年2月ごろに認定の可否が決まる。同協議会は、その先に国連食糧農業機関(FAO)による「世界農業遺産」への認定も目指している。

 日本農業遺産にはこれまで、静岡県のワサビ栽培や三重県の真珠養殖などが認定されている。

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