淡路

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明石海峡大橋が通行止めとなる中、岩屋-明石間を結ぶ淡路ジェノバラインには多くの乗客が集まった=6日午後、岩屋港(撮影・内田世紀)
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明石海峡大橋が通行止めとなる中、岩屋-明石間を結ぶ淡路ジェノバラインには多くの乗客が集まった=6日午後、岩屋港(撮影・内田世紀)

 明石海峡大橋の通行止めを受け、兵庫県淡路島内では物流、観光、通勤・通学が混乱した。物流のストップに伴いスーパーなどでは生鮮食品を中心に品薄状態となり、旅館・ホテルではキャンセルが続出。通勤・通学で本州と行き来する人は、唯一の交通手段となる岩屋港(淡路市)発の高速船へと流れた。

■通勤・通学混乱

 台風による強風時でも、めったに通行止めにならない明石海峡大橋。4日からの連続雨量を原因とする通行止めは1998年の開通以来初で、島と本州とを行き来する人にとっては想定外の事態となった。

 6日朝、神戸の病院に行くため高速バスに乗ろうと南あわじ市のバスターミナル「陸の港西淡」に来た同市内の女性(65)は「まさか運休とは。いつまで降り続くのだろう」。岩屋港-明石港間を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」の乗り場は、朝夕の通勤・通学の時間帯を中心に混み合い「乗船者数は通常の2~3割増し」(同社)となった。

 本州からの通勤が4割を占める淡路県民局では始業時間の午前9時段階で25%の職員が到着せず、県立淡路医療センターでも一部の医師が始業に間に合わなかった。島内在住の医師の対応などで、診療に影響はなかったという。

■週末の宿泊に打撃

 週末がかき入れ時の観光業界にとっては、タイミングの悪い通行止めとなった。旅館・ホテルでは、6日を含め週末の宿泊キャンセルが相次いだ。洲本温泉街のホテルニューアワジの宿泊客は8~9割が本州側から訪れるといい「このままでは週末の客室はごっそり空いてしまう。今朝チェックアウトされたお客様も、無事帰宅できているかどうか…」と気をもんだ。

 観光施設はアニメのテーマパーク「ニジゲンノモリ」や国営明石海峡公園(いずれも淡路市)などが休園。淡路中学校総合体育大会など行事やイベントの延期も相次いだ。

■物流混乱

 「イオン洲本店」では、大橋経由の物流がストップ。売り場には通行止めに伴う欠品を知らせる紙が張り出された。同店は「生鮮食料は7割が大橋ルートで3割が淡路の地場産。急きょ地元からの仕入れを増やして対応している」。店内で加工するそうざいは食材の在庫で対応し、パンは店内で焼く分量を増やして提供しているが「通行止めが長引くと影響は避けられない」としている。(西井由比子)

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