淡路

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山肌が大きく崩落し、土砂が流れ込んだ県道31号=淡路市江井(県洲本土木事務所提供)
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山肌が大きく崩落し、土砂が流れ込んだ県道31号=淡路市江井(県洲本土木事務所提供)
群生するイブキが兵庫県の天然記念物の「大和島」では、頂上部付近の壁面が崩れ落ちた=9日、淡路市岩屋(撮影・内田世紀)
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群生するイブキが兵庫県の天然記念物の「大和島」では、頂上部付近の壁面が崩れ落ちた=9日、淡路市岩屋(撮影・内田世紀)

 兵庫県の淡路島内でも記録的な雨量を観測した西日本豪雨。4日の降り始めからの雨量は多かったものの、短時間の集中的な降雨はなく、ため池の決壊や河川の氾濫などには至らなかったが、淡路市江井で山ののり面が大きく崩落。県道に土砂が流れ込み、2・6キロにわたって通行止めが続いている。県洲本土木事務所によると、全面復旧には1カ月~数カ月がかかる見通しだ。

 県洲本土木事務所が8日、ドローンを使って撮影した現場写真によると、土砂が山肌から大きく崩れ、県道31号(福良江井岩屋線)に約100メートルに渡って流出。ガードレールを越え、海の岩場まで流れ込んでいる。

 現場は、24時間雨量が100ミリを超えたため5日夜に通行止め。崩落はその後、7日朝に見つかった。「雨量規制による通行止めには近隣住民から苦情もあるが、住民の安全が確保できた」と同事務所。

 土砂の撤去作業はのり面の崩落防止工事を施してからになるため、全面復旧には時間がかかる見通しという。「片側だけでも早く規制を解除できないか、調査・検討を進める」とする。今回の豪雨では、島内の県道で最大44カ所を通行止めとしたが、江井の2・6キロ区間を除き、9日中にすべて解除した。

 ◆被害小さく

 気象庁のデータでは、4日の降り始めから8日までの総雨量は洲本452ミリ、南淡332・5ミリ、郡家326・5ミリ。ただ、時間雨量は8日の洲本の26ミリが最大とそう多くなく、ため池の決壊や河川の氾濫には至らなかった。ため池の損壊は今後件数が増える可能性があるが、9日昼時点での把握箇所は堤防が一部陥没して漏水した南あわじ市伊加利の笹池、淡路市王子の蓮池など計9カ所。

 ◆物流停滞長引く

 今回の豪雨では、明石海峡大橋だけでなく、本州、四国側の高速道路も通行止めとなったため、物流の停滞が長引いている。ファミリーマートはこの間、岩屋港-明石港間を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」を使って商品を運んだが、9日昼の段階で果物や魚、総菜など一部の商品で品薄状態が続いているスーパーもある。(西井由比子)

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