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実証実験が始まった「スーパーモンスターウルフ」。設置に立ち会った太田精機の太田裕治代表(左)と地元の農業萩尾勝英さん=淡路市生田畑
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実証実験が始まった「スーパーモンスターウルフ」。設置に立ち会った太田精機の太田裕治代表(左)と地元の農業萩尾勝英さん=淡路市生田畑

 兵庫県淡路市が有害鳥獣対策として導入を検討しているオオカミ型ロボット「スーパーモンスターウルフ」の実証実験が1日、市内2カ所の農地で始まった。最初の設置場所は北淡地域の生田畑地区と東浦地域の上畠地区。田園地帯に響き渡る咆哮を聞いた関係者らは「これならイノシシも寄りつかない」と成果を期待した。(内田世紀)

 毛皮で覆われたリアルな外観に加え、音と光でイノシシやシカを撃退する「スーパーモンスターウルフ」は、北海道奈井江町の機械部品加工「太田精機」が北海道大などと共同開発。体長65センチ、体高50センチで、野生動物をセンサーで感知すると、首を振り光を放つ。オオカミの鳴き声や人間の声など57種の威嚇音は、1~2キロ先まで届くという。現在、全国で40体設置され効果が確認されているが、関西では初の実験となる。

 淡路市は6月、同社から実機を借り市役所に展示。実証実験を行う農家らを募集したところ、30団体から希望があり、抽選で8団体を選んだ。2体のウルフを来年3月まで、2カ月間ずつ貸し出し効果を検証する。

 生田畑地区では、棚田の空き地に本体とバッテリー、太陽光パネルなどを設置。作動させると90デシベルの大音量で、オオカミの遠ぼえや電子音、「お前だけは許さない」と叫ぶ人の声などを響かせた。

 設置に立ち会った太田精機の太田裕治代表(59)は「見通しがよく設置には絶好の環境。必ず効果があるだろう」と自信を見せる。地元の農業の男性(71)は「毎日のようにイノシシに荒らされて困っている。電気柵よりも管理の手間も少ないので、効果が上がればありがたい」と話していた。

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