淡路

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七ケ浜町から贈られた感謝状を手にする木村幸一代表(右)とメンバーの人形寺祥弘さん=淡路市久留麻
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七ケ浜町から贈られた感謝状を手にする木村幸一代表(右)とメンバーの人形寺祥弘さん=淡路市久留麻
被災地で開いた餅つき大会(2015年12月、復興支援ネットワーク淡路島提供)
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被災地で開いた餅つき大会(2015年12月、復興支援ネットワーク淡路島提供)

 東日本大震災の発生直後から被災地の支援を続ける住民グループ「復興支援ネットワーク淡路島」が、宮城県七ケ浜町から感謝状を贈られた。救援物資や義援金の寄贈に加え、2011年冬から毎年同町で餅つき大会を開催。木村幸一代表(68)=兵庫県淡路市=は「長く続けられたのは多くの人の協力のおかげ」と感慨深そうに話す。(内田世紀)

 「支援ネット」は、震災から6日後の11年3月17日、NPO法人の「あわじFANクラブ」「淡路島アートセンター」やボランティアグループ、住民らが集い結成。島内全域に救援物資の提供を呼び掛け、3月下旬に衣類や食糧などを大型トラックで宮城県に運んだ。石巻市や南三陸町などを巡り、七ケ浜町も訪問。当時は町職員だった寺澤薫町長らとの交流が始まった。

 「多くの救援物資を頂いたが使い切れずに困っている」と相談を受けた木村さんは、余剰物資を島に持ち帰り販売。売上金で必要な物資を七ケ浜町内の業者から購入し、地域の経済循環を図る仕組みを構築した。

 同年12月には、臼ときね、電気餅つき機をバスに積み込みメンバーら約20人が訪れた。もち米350キロや消耗品などを現地で調達し餅つき大会を催行。ついた餅は仮設住宅450戸に配布した。仮設がなくなる16年まで実施し、その後は「支援から対等な付き合いに」とイベント参加などで交流を続ける。

 今年は今月9日にメンバー9人が訪れ「七ケ浜町産業まつり」で淡路島の産品などをPR。10日にあった同町の町制60周年式典で、寺澤町長から「千キロも離れた地からずっと支援を続けてくれた。被災者の心の復興にも貢献していただき、深い絆を実感する」と感謝状を贈られた。木村代表は「阪神・淡路の経験を生かした支援が受け入れられたことがうれしい。感謝状は島民みんながもらった物なので、淡路県民局に預けたい」と喜びを語った。

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