淡路

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「兼高かおる旅の資料館」の特別展に合わせて淡路ワールドパークONOKOROを訪れた兼高かおるさん=2017年2月22日
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「兼高かおる旅の資料館」の特別展に合わせて淡路ワールドパークONOKOROを訪れた兼高かおるさん=2017年2月22日
清水浩嗣支配人から展示内容の説明を受ける兼高さん=2017年2月22日
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清水浩嗣支配人から展示内容の説明を受ける兼高さん=2017年2月22日

 90歳で亡くなった旅行ジャーナリストの兼高かおるさん。「若い頃は淡路に移住したいと思っていた」と語るほど島との縁は深く、地域の発展に尽力した。世界で集めたコレクションを展示する観光施設や、学生が支援を受ける大学などから、別れを惜しむ声が相次いだ。

 「兼高かおる旅の資料館」がある「淡路ワールドパークONOKORO」(兵庫県淡路市)の清水浩嗣支配人(63)は「好奇心も食欲も旺盛で、来園時はステーキを好んで召し上がった」と懐かしみ「プロ意識が高く、疲れていても取材やカメラの前ではしゃきっとなる。2月まで卒寿を祝う特別展を開催中だが、その後の追悼イベントなども考えたい」と無念をにじませる。

 来島時に世話役を務めた奥村昌彦副支配人(61)も「細やかな気配りができる乙女のような女性だった。昨年7月に東京で会ったのが最後となったが、体調が優れないのに丁寧に対応していただき、本当の母親のように思っていた」と肩を落とした。

 関西看護医療大学(同市)は、「兼高かおる基金」により11人の学生が返済義務のない給付型奨学金を受ける。17年2月に対面した江川隆子学長は「女性が尊敬できる女性。病気になるほど外国語を勉強した、というエピソードに感心した。人材育成にも熱心で、支援を受ける学生は本当に喜んでいる」と感謝。1年生から給付を受ける3年の学生(21)は「兼高さんのおかげで、学びを深める時間を有効に使うことができている。(訃報は)急な話で受け止めきれない」と言葉を詰まらせた。(内田世紀)

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