淡路

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漁の最終日に水揚げされたイカナゴ=育波漁港
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漁の最終日に水揚げされたイカナゴ=育波漁港

 大阪湾と播磨灘で今月5日に解禁されたイカナゴのシンコ(稚魚)漁は25日、播磨灘で21日間にわたる今シーズンの漁が終了した。兵庫県淡路島内では毎年、紀伊水道を含めた3海域で漁を行っているが、今年は深刻な不漁に見舞われ、紀伊水道では解禁初日の2月21日に、大阪湾でもわずか3日で操業中止に追い込まれる事態に。一定の漁獲があった播磨灘では、例年よりも高値で取引されるなど、海域によって明暗が分かれた。(赤松沙和、高田康夫)

 今シーズンは、瀬戸内海全域で3年連続の不漁予想だった。大阪湾では資源確保のため、過去最短の3日間で漁を終えた。淡路島岩屋漁協(淡路市岩屋)の今年の漁獲量は、昨年のわずか4・5%にとどまる約5576キロ。「ここまで少ないとは。混獲物も多く品質もあまり良くなかった。5月以降のシラス漁と来年のシンコ漁に期待したいが、こればっかりは分からない」と嘆く。

 淡路島南東の紀伊水道では、同海域で操業する南淡漁協と沼島漁協が2月中旬に試験操業したものの、イカナゴは5月ごろが旬のシラスに混ざって2匹と20匹が取れただけ。その後もイカナゴはほとんどおらず、両漁協とも1日で本格操業をやめた。

 南淡漁協は「シラスがこの時期に多かったのは海水温が高いからだろう。ここ4年ほど、紀伊水道はずっと不漁」。沼島漁協も「取れたイカナゴはお茶わん1杯ぐらい。ほとんど商売になっていない」と肩を落とす。

 播磨灘で操業する育波浦漁協(淡路市育波)では一定の漁獲があったが、減少傾向は変わらず昨年の約75%にとどまった。50代の漁師は「今年はさっぱり。全く取れない日なんて今までなかった。単価は高くても数が少ない」と話す。

 県水産技術センターは(明石市)「減少傾向は続いている。少しでも資源を確保し来年の漁獲量につながれば」とした。

 県外ではイカナゴ漁を続けている地域もある。

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