淡路

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 兵庫県南あわじ市が今年1月に未就学児の母親に実施した調査で、就労している母親は85・3%と、5年前の調査よりも5・9ポイント高くなったことが分かった。働き続ける母親が増える中、休日の保育所利用の希望や、小学校入学後に利用する学童保育の時間延長を求める声もある。一方、保育士などの人材不足は深刻で、移り変わる親のニーズに応えられるかが問われている。(高田康夫)

 調査は2021年度から5年間の子ども子育て支援事業計画を策定するために実施された。1月10~21日、保育園や幼稚園、子ども園などを通じて調査票を千家庭に配布。回収率は67%で、5歳児35・5%、4歳児31・9%などだった。

 母親の34・7%がフルタイム就労、50・6%がフルタイム以外の就労で、うち育児休業を取得中なのはそれぞれ5・1%、3・6%だった。就労していない母親のうち、84・1%が今後の就労を希望していた。

 育休を取得した父親は、5年前よりも0・4ポイント減少して1・3%にとどまった一方、育休を利用した母親は7・6ポイント増えて39%。母親に育休を取得しない理由を問う質問では、「子育てや家事に専念するため退職した」とする回答は9・4ポイントも減っており、出産しても母親が働き続けている様子がうかがえる。

 同市では、市と神代以外の公立保育所の開園時間は午前8時~午後6時で、土曜日は午前8時~正午。小学校入学後の学童保育も午後6時までで、長期休暇以外は土曜日は受け入れていない。母親の就労日数は、週5日が60・6%、週6日以上が11・2%。自由回答では「土日の預け先に困っている」「祖父母の助けがなければフルタイムで働けない」などの声があった。

 同市では2015年から保育の無償化を実施。それに伴い、働き続ける女性が増えたとみられ、18年度から2年連続で待機児童が発生している。10月からの国の保育無償化で、ますます保育士の確保が難しくなる中、預かり時間の延長や土曜日夕方までの保育受け入れなどは、実施が厳しい状況という。

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