淡路

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柔らかな色彩で花々を描いた格天井絵と富山早苗さん=菅相寺
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柔らかな色彩で花々を描いた格天井絵と富山早苗さん=菅相寺
季節の花が繊細な筆遣いで描かれた格天井絵=菅相寺
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季節の花が繊細な筆遣いで描かれた格天井絵=菅相寺

 2010年に焼失した菅相寺(兵庫県洲本市五色町鮎原南谷)本堂の新築工事が終わり、客殿の玄関を飾る「格天井絵」がお目見えした。同県淡路市の日本画教室講師、富山早苗さん(86)が花を描いた36枚で構成。2日の落成式で、檀信徒や地域住民らにお披露目される。(内田世紀)

 富山さんは同市尾崎の出身。洲本高校を卒業後、中学校の音楽教諭となった。在職中に淡路文化会館(同市)で日本画を習い始め、50歳で退職した後、同県加古川市の教室に通い本格的に取り組むようになった。数年で才覚を発揮し洲本市展や県展などで多くの賞を受けるまでに。県日本画家連盟の会員となり、神戸芸術文化会議会員にも選出された。現在は島内2カ所の公民館で教室を開き約40人の教え子を持つ。

 平安期の901年、菅原道真が都を追われ九州へ向かう途中、立ち寄って休息を取ったことからその名が付いたと伝わる菅相寺。本堂が火災で全焼したため、近くの薬王寺と共同で再建を決めた。天井絵は、同寺の富山仁彦住職が、祖父の義妹に当たる富山さんに依頼した。

 製作は2018年2月にスタート。これまでに描きためたスケッチブックからイメージに合う花を選び、約1年かけて仕上げた。今春、花の色や大きさなどのバランスを考慮し配置を決定。淡いピンクのツバキやかれんなササユリ、水色がすがすがしいハナショウブなど、柔らかな色彩の花々が訪れる人を優しく迎える。

 「お客さんを迎えるとても良い場所に飾ってもらい、絵も映えている」と富山さん。「来た人が明るい気持ちになって、本堂に進んでもらえたらうれしい」と話す。

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