淡路

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枯れ草を焼却しようとして燃え広がった田畑(淡路広域消防事務組合提供)
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枯れ草を焼却しようとして燃え広がった田畑(淡路広域消防事務組合提供)

 田植えのシーズンを迎えた5月、淡路島内(兵庫県)で発生した火災の多くは、野焼きや枯れ草の焼却によるものだった。季節は梅雨へと向かい、件数は減少するとみられるが、淡路広域消防事務組合は、燃え広がった際にすぐに消せるよう消火器を用意するなど予防策の徹底を呼び掛けている。

 同組合によると、2018年の全火災133件のうち、野焼きなどが原因の「その他火災」は86件で約65パーセントを占めた。今年は5月末までに46件の火災があり、その他火災は28件となっている。5月は洲本市で5件、淡路市で2件、南あわじ市で2件だった。2月には1人であぜ焼きをしていた洲本市内の高齢女性が亡くなる事案もあった。

 原因の多くは焼却火の拡大だ。草を小分けせずに焼き、田畑の斜面や自生する草に燃え移ることが多いという。1人で作業し、燃え広がっても自力で消そうとする高齢者が逃げ遅れやすいという。

 やむを得ず野焼きする際、同組合は空気が乾燥しやすく炎が見えにくい日中は避け、比較的空気中の水分が多い朝方に焼却することや、水や消火器を事前に準備し、地域の人に声を掛けて複数人で作業するよう求めている。

 同組合は野焼きによる火災を防ごうと、初めて啓発チラシを作成。今月から町内会などに配布予定という。同組合予防課は「バケツ1杯の水が延焼を遅らせる。目を離さず慎重に作業を」としている。(吉田みなみ)

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