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奪ったダイコンを食べるサル=5月31日、洲本市本町7(読者提供)
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奪ったダイコンを食べるサル=5月31日、洲本市本町7(読者提供)

 兵庫県洲本市役所周辺の市街地に5月から頻出し、店先に並べた野菜などを奪っていたとみられるニホンザルが捕獲された。同市と地元猟友会が協力して設置したわなに掛かった。「幻の果実」とも称される特産の淡路島なるとオレンジや、バナナを使った作戦が奏功。その後、市街地の目撃情報は市に寄せられておらず、住民からは「ほっとした」との声が聞かれる。(上田勇紀)

 相次ぐ目撃を受け、市は5月31日、洲本市山手3などにわなを設置。わなに淡路島なるとオレンジを入れ、サルが中に入っても閉まらないようにして警戒心を解いた。

 今月10日昼すぎ、淡路島なるとオレンジが食べられているのが確認された。「甘酸っぱいので、気に入るかどうか分からなかったが、うまくいった」と市農政課。今度は餌をバナナに変え、立ち入ると入り口が閉まるようセット。「わなに掛かった」。間もなく連絡が入り、午後3時すぎ、市職員が確認した。

 市によると、捕獲したの体長約50センチ、体重約20キロで、オスの成獣とみられる。

 洲本市街地では昨年からサルが頻出。今年5月以降もよく目撃され、商店街のアーケードから下りてきて野菜・果物店の商品を奪ったり、民家に侵入したりする被害が相次いでいた。墓石を倒されたり、サルに後ろをつけられたりすることもあり、高齢者から「怖い」と声が上がっていた。市は昨年もわなを仕掛けたが、捕獲には至っていなかったという。

 同市に住む女性(49)は「いつ出てくるか分からず、威嚇してきたこともあったので、子どもや高齢者が心配だった。捕獲されてほっとした」と話す。

 市には5月20日~6月4日、市街地を中心にサルの目撃情報が19件寄せられた。ただ、捕獲後の同13日には、市役所から距離がある同市千草戊で、「タマネギをかじられた」などの被害が報告されたという。同課は「山に近い場所なので別のサルではないか」とみる。五色地域でも別のサルがいると考えられ、市は同地域でわなを継続している。

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