淡路

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アナゴの炭火焼きを笑顔で味わう児童ら=淡路市塩尾
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アナゴの炭火焼きを笑顔で味わう児童ら=淡路市塩尾
児童が背開きに挑戦。真剣な表情で見守る子も=淡路市塩尾
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児童が背開きに挑戦。真剣な表情で見守る子も=淡路市塩尾
香ばしく焼き上がったアナゴ=淡路市塩尾
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香ばしく焼き上がったアナゴ=淡路市塩尾

 淡路島の海産物の新たなブランド化を目指し、津名漁業協同組合塩田支所(兵庫県淡路市塩尾)の青壮年部「塩田4Hクラブ」がアナゴの畜養に取り組んでいる。2季目の今年は技術の向上や海水温の好環境などから約2千匹が大きく成長。18日には近くの児童が畜養場を見学し、出来たてのアナゴ料理を味わった。(内田世紀)

 かつて淡路島東岸はアナゴの漁場として知られ、多くの漁獲量を誇ったが、近年は稚魚の乱獲や海水温の上昇などから減少が続く。そこで同クラブは2018年、資源保護と漁業振興を目的に小型アナゴの畜養試験を開始。荷さばき場の一角に約100平方メートルの畜養場を整備し、直径3メートルの水槽や海水のろ過装置などを設置した。

 1年目の昨季は成育したアナゴが500匹程度と振るわなかったが、今季は餌の見直しや水質管理の徹底などから順調に成長。2月に20センチほどだった稚魚が70~80センチに育ち、生産量も4倍に増えた。関係者は「シラスやサワラ、サクラマスなどに続く淡路島ブランドに」と沸き立つ。

 同クラブは畜養の成果を地域住民に知ってもらおうと、塩田小学校5、6年生計24人を招き水産教室を実施。児童たちは淡路県民局洲本農林水産振興事務所の職員から「畜養とは、小さいアナゴがたくさん取れた時、ためて育てながら出荷を調整すること」「水槽のアナゴはアジやエビなどを食べて育つ」などと学んだ。その後施設を見学し、背開きにする包丁さばきも体験。同クラブの漁師らが腕を振るった香ばしい炭火焼きを頬張り「おいしい」と歓声を上げた。

 6年男児(11)は「魚をさばいたのは初めて。ぬるぬるして難しい」と必死の様子。5年女児(10)は「身が柔らかくタレの味もいい。たくさんの人に食べてほしい」と笑顔で話した。同クラブの中田耕司会長(46)は「皆に喜んでもらって手応えを感じた。地域限定ブランドとして定着させ、少しずつ生産量を増やしていけたら」と話していた。

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