淡路

  • 印刷
新曲「淡路神話『くにうみ』」を披露する大歳久美子さん(右)=洲本市文化体育館
拡大
新曲「淡路神話『くにうみ』」を披露する大歳久美子さん(右)=洲本市文化体育館

 日本書紀の編さん(720年)から1300年となる2020年を前に、兵庫県淡路市出身の箏奏者・大歳久美子さんが新曲「淡路神話『くにうみ』」を制作した。洲本市文化体育館でこのほど、完成披露会を開き約50人の関係者らを前に荘厳な音色を響かせた。(内田世紀)

 大歳さんは、古事記編さん1300年の12年に合わせ、天地の始まりから天孫降臨までを表現した組曲「大和のまほろば」第1章を、友人の箏奏者かりんさんと創作。これまでに全国で100回以上、上演した。今回は続編の制作も検討したが、「淡路島を象徴するのはやはり国生み神話」と、同曲をリニューアルすることにした。

 作曲は、大歳さんの母校、東京芸術大学の先輩で箏奏者・作曲家の中井智弥さんに依頼。多くの童話や文学作品に曲を付けている中井さんは、大歳さんによる現代語訳の語りからイメージをふくらませ、今年2月に完成させた。

 披露会は住民グループ「ちどりの会」が企画した。尺八奏者岩本みち子さんが語りと打楽器を担当。大歳さんは「手の大きい男性が作曲したため、指の運びを合わせるのに苦労した」と特訓で痛めた腕にサポーターを巻いて演奏した。混沌とした世界に神々が誕生する「天地初発」や、イザナギ、イザナミの2神による「国生み」などの場面を情感豊かなメロディーで表現。思いのこもった力強い演奏に大きな拍手が送られた。

 「神話の情景が思い浮かぶような素晴らしい曲ができた」と大歳さん。「記念すべき年を淡路島から盛り上げていきたい」と意欲を示す。新曲は今後、学校公演などで演奏されるほか、来年9月23日の「三大神話神楽祭」などで披露される予定。CDも販売される。ちどりの会事務局TEL0799・62・1533

淡路の最新
もっと見る

天気(8月21日)

  • 31℃
  • 27℃
  • 30%

  • 29℃
  • 25℃
  • 50%

  • 33℃
  • 26℃
  • 30%

  • 33℃
  • 26℃
  • 30%

お知らせ