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新たに作ったステッカーを張り、高齢者を送迎する丸野登志子さん(左端)ら=南あわじ市灘土生
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新たに作ったステッカーを張り、高齢者を送迎する丸野登志子さん(左端)ら=南あわじ市灘土生

 高齢化が進む兵庫県南あわじ市灘地区で、地元のNPO法人「灘水仙の里」がボランティアで続けてきた送迎サービス「すけっとクラブ」が6月、公共交通空白地有償運送の許可を得て、新たなスタートを切った。急勾配の坂道が多い灘地区では、外出することも難しい高齢者が多い。通院や買い物などをサポートし、少しでも長く住み慣れた地域で暮らしてもらう試みだ。(高田康夫)

 261世帯594人が暮らす灘地区の高齢化率は46・1%。バスが走る海岸沿いの県道から坂を上がった先の標高60~70メートル付近に家が多く、ひとたび足が悪くなれば、買い物や通院にも支障が出る。

 灘診療所(同市灘土生)の医師から「住民が通院できず、薬が滞って病気が悪化する恐れがある」などと聞いた同法人の代表、丸野登志子さん(67)らは約2年前からボランティアで送迎をしてきた。今後もサービスを続けるために、市の協力を得て、新たに道路運送法上の有償運送の許可を取得。灘地区内を3キロ未満300円、3~5キロ400円、5キロ以上500円の料金で送迎する。

 現在、利用者は24人、運転するサポーターは5人が登録。同市の女性(86)は、車を運転していた夫が亡くなってから、月1度の通院などに利用しており、「朝早くから送迎してくれて助かる」。丸野さんは「住民同士が助け合うことで、多くの人にいつまでも灘で過ごしてもらえれば」と話す。

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