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方向転換で、慎重に車をバックさせる参加者=洲本市塩屋2
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方向転換で、慎重に車をバックさせる参加者=洲本市塩屋2

 全国で高齢者による交通事故が社会問題化するなか、「洲本市シルバー交通安全推進員」の研修会が8日、兵庫県洲本市塩屋2の兵庫県洲本自動車教習所で開かれた。指導員が同乗し、運転の改善点を助言する実技講習も行われ、参加した16人は緊張の面持ちでハンドルを握った。(上田勇紀)

 推進員は市老人クラブ連合会の推薦により、市が委嘱。地域の高齢者の交通安全意識を高める役割がある。研修会は市が関係機関の協力を得て開いた。

 まず、洲本署の木下義男交通課長が講義した。昨年、県内の交通事故の死者は152人で、うち90人を高齢者が占めたことなどを紹介。「洲本市内の事故は追突と出合い頭が多い。朝と夕方は増えるので、急がない用事は時間をずらすことも考えて」と助言した。

 続く実技講習では、参加者が乗用車に分乗。順番に運転し、指導員のチェックを受けた。難所の方向転換では、誤って脱輪してしまう場面も見られ、苦笑いしながら操作を続けた。

 同市の男性(77)は「バック時の確認が不十分で、『慌てる必要がないのに慌てている』と言われた。運転に自信があったけど、横に指導員がいると緊張する」と振り返った。買い物などで毎日車を運転するといい、「現状では免許返納は難しい」と話した。

 同市の女性(76)は「ニュースで高齢者の事故を見るたびに不安に思う。ひやっとすることもあるけど、返納すると生活できない。自分も気を付けて運転したい」と気を引き締めていた。

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