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淡路人形浄瑠璃の動画に現代語訳の字幕を付けることを提案した生徒ら=三原中学校
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淡路人形浄瑠璃の動画に現代語訳の字幕を付けることを提案した生徒ら=三原中学校

 兵庫県南あわじ市内の小中学校で本年度から、国の重要無形文化財に指定されている淡路人形浄瑠璃を生かした教育カリキュラム「コアカリキュラム」が始まった。新学習指導要領に合わせて、小中9年間を一貫して指導し、子どもたちは伝統芸能を通じてコミュニケーション能力などを身に付けていく。12日には三原中学校で初めて授業が公開された。(高田康夫)

 昨年度に各小中の教諭が集まり、身に付けさせたい力や授業内容、進め方などを検討。9年間のカリキュラムを組んだ。小学1~5年生で淡路人形浄瑠璃を理解し、6年生で地域の伝統芸能も学ぶ。中学生ではそれぞれの課題やその解決策を考え、動画にして世界に発信することも計画している。

 授業は国語や社会、英語などの教科や総合学習の時間を利用し、学年によって年間4~10時間を充てる。実際に淡路人形に触れてみたり、関わる人々にインタビューしたりするほか、学級討論会や動画編集作業、プレゼンテーション方法なども学習し、多岐にわたった力を身に付けさせる。

 モデル校に指定されている三原中の1年生は、6月からコアカリキュラムに沿って淡路人形浄瑠璃の歴史を学び、淡路人形協会の理事長らにもインタビュー。12日には、これまでの成果を踏まえ、淡路人形浄瑠璃が直面する課題の解決策を提案した。

 生徒らは、後継者不足や内容を知らない人が多いことなどを課題として挙げ、若い親世代にも知ってもらうため、市内の保育園の名札に淡路人形のイラストを入れることなどを提案。実際に同中郷土部の協力で動画を作ったり、淡路人形座の動画に現代語訳を付けたりする取り組みも発表し、「淡路島の誇りであることを理解し、改めて伝えていこうと思った」などと感想を語った。

 この日は他校の教諭も見学し、次年度以降に生かすため、カリキュラムや評価を検証し、実践方法などを話し合った。

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