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停電の原因を調べる関西電力の作業員=南あわじ市沼島
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停電の原因を調べる関西電力の作業員=南あわじ市沼島

 台風10号の影響による停電が、兵庫県南あわじ市の離島・沼島全島で16日も続き、最初の停電から24時間以上も不安定な電力供給の状態が続いた。関西電力が台風に備えて事前に作業員を沼島に送ることができず、原因調査の遅れが長期化の一因になっていることが判明。関西電力は「見通しが甘かったといえばそれまでだが、間に合わなかった」と陳謝する。(高田康夫)

 関西電力によると、台風の接近で行き来ができなくなる離島には、停電などに備えて作業員2~3人を事前に送り込んでいるという。ところが、今回は14日午前に沼島に渡ろうとしたところ、すでに沼島と同市灘土生を結ぶ沼島汽船が欠航しており、作業員が事前に沼島に入れなかった。

 風雨が強まった15日午前11時54分、沼島全島で最初の停電が発生。午後0時17分に一時復旧したが、約30分後に再び停電した。作業員がいないため原因が分からないまま午後5時15分に応急送電したが、午後8時2分にまた電気が止まった。

 避難所となっていた沼島地区公民館には15人が身を寄せていたが、携帯電話の充電や扇風機に使う程度の発電機しかなく、多くの島民が風雨で窓も開けることができない中で一夜を過ごした。地元消防団は高齢者世帯を1軒ずつ回って体調を確認した。

 16日午前8時半ごろ、関西電力は作業員を沼島に送り込んで原因調査を開始したが、同日午後になっても原因は不明。関西電力は再び応急送電を実施し、午後2時15分に仮復旧したが、またいつ止まるか分からない状況で、発電機車を待機させて応急送電を繰り返し行えるように態勢を整えた。台船が確保できれば、17日に発電機車を沼島に入れるという。

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