淡路

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初めて民間主導の実行委が開催した昨年の慶野松原花火大会=2019年7月27日、慶野松原海水浴場
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初めて民間主導の実行委が開催した昨年の慶野松原花火大会=2019年7月27日、慶野松原海水浴場

 毎年7月に兵庫県南あわじ市で開催されてきた「慶野松原花火大会」が、今年は中止されることが5日、分かった。洲本市の「淡路島まつり」が取りやめになったことを受けて観客の増加が予想され、駐車場の不足や周辺道路の大渋滞が避けられないと判断。新型コロナウイルスの問題もある中で、昨年の実行委役員らが「住民の生活と安全が最優先」と中止を決めた。(高田康夫)

 慶野松原花火大会は旧西淡町時代から40年以上続く夏の恒例行事。実質的に同市が運営の中心を担ってきたが、昨年は民間主導の実行委が立ち上がり、花火約3100発を打ち上げた。

 7月最終土曜日という例年の開催日は東京五輪と重なるため、昨年の実行委役員らは時期を前後にずらすことを模索してきた。ただ、淡路島まつりなど他地域の花火大会が相次いで中止となる中で観客の増加が見込まれることに。会場に向かうための県道などはさらなる大渋滞が懸念された。

 淡路島西海岸は季節風が強いため、夏を過ぎてからの打ち上げが難しい。聖火リレーが開催される5月に合わせることなども検討したが、まだ実行委も立ち上がっていない状況で時間的に厳しかったという。新型コロナウイルスの感染拡大が終息するかどうかの不透明さも中止を後押しした。

 役員らで方向性を決め、5日に市長や市商工会長らに報告。反対意見がなかったため最終的に中止を判断した。昨年に実行委員長を務めた杉本龍亮さん(63)は「昨年の花火の後には約200人が継続のための募金に並んでくれた。宿泊施設では7~8割が1年後の予約も入れてくれていた。そんな皆さんの思いを見ていただけに残念だが、来年は態勢を強化して実施できれば」と話した。

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