淡路

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 兵庫県淡路県民局は17日、2020年度当初予算案を発表した。25年の大阪・関西万博を見据え、首都圏や海外からの観光客取り込みを目指した施策を展開。スマートフォン(スマホ)に対応した形で、島の観光や交通情報を発信する。本格的な観光動態調査を行い、訪れる人のニーズを把握する。

 予算総額は19年度比20・8%増の108億7030万円。国土強靱化対策に伴う土木・農林関係事業などに伴って増えた。

 予算案のテーマは「世界が憧れる魅力あふれる淡路島の実現」。高見隆・県民局長は「島の情報が島の外でなかなか見えない。それらをデジタル化して見えるようにしたい。また、車に乗らない人、持ってない人は島に行こうと思わない」と狙いや課題を指摘した。

 観光分野では、淡路島観光協会に民間からウェブコーディネーターを配置。戦略策定を進め、同協会のホームページをスマホなどでも見やすくするほか、島内の交通情報を多言語で一元的に発信するウェブページもつくる。

 さらに、同協会が主体となり、首都圏や訪日外国人向けに調査を実施。携帯電話会社のビッグデータや観光施設でのインタビュー調査などにより、遠方からの観光客の動きを把握する。

 公共交通で観光施設を行き来しやすいよう、島南部の観光地を周遊するバスを運行。具体的なルートや方法は検討中だが、社会実験として行う。島を自転車で1周する「アワイチ」の「ナショナルサイクルルート」指定を目指し、道の駅に日よけやベンチを置いたり、休憩や写真撮影を楽しむ簡易休憩スポットを整備したりする。

 農業分野では、あわじ島レタスの産地競争力を強め、農家の負担を軽減しようと、無包装レタスや大玉品種の本格導入に向けて取り組む。鳥獣被害防止には、野生ザルの行動調査を実施する。

 鳴門海峡の渦潮の世界遺産登録に向け、追加調査を行う。決壊した場合に重大被害を及ぼす恐れのある「特定ため池」の安全対策として、池の名前や管理団体を記した看板設置を進める。(上田勇紀)

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