淡路

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神村学園・淡路島学習センターに貸し出される旧生田小学校の校舎=淡路市生田畑
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神村学園・淡路島学習センターに貸し出される旧生田小学校の校舎=淡路市生田畑

 適切な学習指導が行われず退学せざるを得なかったとして、元生徒や保護者がサッカーの強豪、学校法人神村学園(鹿児島県いちき串木野市)などを提訴した問題で、兵庫県淡路市は、同学園高等部が業務提携する単位制・広域通信制課程の「淡路島学習センター」(同市)に、閉校した旧市立生田小学校の校舎を有料で貸し出す方針を固めた。問題発覚後、授業を行う場所や宿舎の確保が難しくなっていることを考慮した。今月1日には地元への説明会も開かれた。(内田世紀)

 同小学校は2009年3月に閉校。英語専門学校の校舎として再利用されたが、17年4月から遊休状態となった。市はこれまでに2回、施設を利活用する事業者を公募したが、決定には至らなかった。

 そんな中、1月に同市を訪れた同学園の神村裕之理事長が、閉校となった校舎を同センターが活用することを市に提案。市内の複数の校舎を候補に、検討を続けていた。

 同センターには現在十数人の生徒が在籍。4月には約20人が入学し、プロサッカー選手を目指す。現在は授業を民間施設で行い、宿舎は3月までの緊急措置として市営住宅を借りる。生田小の校舎では、四つある普通教室などを授業に活用。調理室は食堂として使い、当面は民間の配食サービスを利用するという。体育館とグラウンドも申請すれば使用が可能。4月以降は宿舎が必要となるため、敷地内に新設することも視野に入れる。

 市と同センターは近日中に市有財産貸付契約を結ぶ。市担当者は「提訴の問題はあるが、生徒のことはしっかり考える必要がある」と説明。住民の反応については「心配する声もあったが、拒否した人はいなかった」とする。説明会に出席した同センターの三村浩一センター長は神戸新聞社の取材に「感謝の気持ちしかない」と話した。

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