淡路

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どんな香りかな? ボタンを押して試す子供たち=南あわじ市八木養宜上
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どんな香りかな? ボタンを押して試す子供たち=南あわじ市八木養宜上
美菜恋来屋に設置された「香る自販機」=南あわじ市八木養宜上
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美菜恋来屋に設置された「香る自販機」=南あわじ市八木養宜上

 「淡路島なるとオレンジ」の香りが楽しめる自動販売機が登場した。兵庫県南あわじ市の農畜水産物直売所「美菜恋来屋」などに設置され、今月末には計10台に拡大する予定。淡路島なるとオレンジはこれから夏までが収穫シーズンだが、1年を通じて香りを知ってもらうことで、島の特産品をPRする。(上田勇紀)

 県洲本農林水産振興事務所によると、淡路島なるとオレンジは古くから島内で栽培された固有種で、各地で人気を集めた。

 農家の減少や高齢化が進んで生産量は落ち込んだが、同事務所や島内の飲食店などが復活に向けたプロジェクトを展開。「鳴門オレンジ」などと呼ばれていたのを、2018年に「淡路島なるとオレンジ」に名称を統一した。現在は島内約10の農家が栽培。味わいを生かしたスイーツなども次々生み出されている。

 爽やかな酸味とほろ苦さに加え、濃厚な香りが特徴で、社会貢献活動に取り組む飲料メーカーのダイドードリンコ(大阪市北区)と同事務所が協力。多可町のラベンダーに続く、「香る自販機」の第2弾として、設置が決まった。

 香りの成分分析を担った吉備国際大農学部(南あわじ市)の金沢功助教によると、グレープフルーツのような爽やかさに、油が古くなったような強さもあり、記憶に残りやすいという。金沢助教は「再現度は高い」と自信を見せる。

 自販機正面の専用ボタンを押すと噴射口から香りが出てくる仕組みで、商品の購入にかかわらず何度でも体験できる。ダイドードリンコの日高健一郎・西日本第一営業部長は「島内の皆さんには香りを思い出してもらい、観光客にもこのよい香りを嗅いでもらいたい」と呼び掛けた。

 既に、ウェルネスパーク五色(洲本市)や淡路佐野運動公園(淡路市)などにも設置されている。

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